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本物に触れると音が変わる。




ここに書き留めたいことが溜まってます。



アウトプットが全然追いつかないもどかしさはありますが、きっとこれが今の自分のリズムだと思うので、ふーっと焦らずに‥(心のつぶやき、)



「こどもの頃から本物に触れるといいよ」っていうのは、きっと多くの人が知っていることだと思うし、子育ての中で実践している人もいらっしゃると思います。



私は自覚したのは最近ですが、けっこう前からレッスンで自然と取り入れていたことのひとつ。



例えば。

先日6歳Sくんとのレッスンの一コマ。




課題の曲の中に

「ろうそく ぽっ ぽっ」という歌詞があるのですが、Sくんの実際のピアノの音は「ろうそく ごぉぉーごぉぉー」と大きく燃え盛る炎のような音でした。



「ろうそくに火が灯ったところを見たことある?」と尋ねると、首を横にふりふり。



そこで、


実際のキャンドルに火を灯して感じてもらう。




私「ろうそくの火を見て、どんな気持ちになったー?」


ーーーしばし沈黙、、


Sくん「‥‥優しい気持ち‥‥」


私「じゃあ、優しい気持ちでろうそくぽっぽっのところ弾いてみようね」



さて、ピアノの音はどうなったでしょうか?



優しい柔らか〜い音色に変わったのでした。


‥言葉だけでは、音は変わらなかったのに。



そういえば、生徒さんの保護者の方も「本物に触れさせる」を大事にしている方はけっこういます。


それは、取ってつけたような「ゴッホの絵を見せる」「クラシック音楽を食事中に流す」というようなことではなく


「日曜日のホットドッグ」の課題曲の時期に「このまえおやすみのひに、ホットドッグ食べたんだよー♩」と、子どもが嬉しそうに話してくれるような、気持ちや生活に寄り添った「本物」との触れさせ方。


ステキだと思います^ ^



お母さん自身が、ゴッホの絵を見て心動いて、「我が子にもこの気持ちわかってほしいー」という衝動に駆られての「ゴッホの絵を見せる」行動だったら、

きっとゴッホの絵の良さもお子さんに伝わるはず。


絵もネットの画像で見るのと、美術館に観に出かけるのとでは、雲泥の差だと思います。


その作品に込められたというか、憑依したというか、

「作者のエネルギーを肌で感じる」っていう体験がきっと、本物の体験になるんだろうな。


体験できないことは「想像する」。



想像力を育てることを大事にしてるwakka.のリトミックは、やっぱり自信を持って世の中に打ち出してもいいのかもしれない。


あ、

今回は絵で例えましたが、演奏会、ライブで「生身の人の演奏を体験する」もとっても大事ですね。

リトミック研究発表会。


先週末は、所属するリトミックの協会の研究発表会でした。


今年は大分県での開催でしたが

遠くは富山県や岐阜県から参加の先生にもお会いできました。


wakka.の親子リトミック教室は今年度は開催していませんが、勉強だけは毎月続けています。


幼児教育の学びも、リトミックの学びも、もう趣味なんじゃないかと思う今日この頃です。

こどもが世界を知るとき。

 

 

先週のことです。

 

 

9月に入ってから、幼児教育の講座やリトミックの研究発表などが続いていました。

ドドッと一気に、心動く多くの学びがあったのでその勢いで書ければ一番良かったのですが

少し時間が経った今書くことで、整理しながらお伝えしていこうと思います。

 

 

大分県子ども劇場主催

くらしき作陽大学 子ども教育学部 浅野泰昌先生の講演会

 

 

学生さんと共にご自身も人形劇づくりに取り組み、年間60ステージもの公演を行っている先生です!

乳幼児のもつ力のすごさに、改めてはっと気づかされ、新鮮な気持ちになった2時間半でした。

 

 

●今、乳幼児期の子どもたちに育むべきことは、「社会的な存在」という意識。

 

●よりよい幼児教育を目指して大事にしたいのは「非認知能力」(やり抜く力、意欲、自尊心など)だということ。

 

●改定後の「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」のこと。

 

●発達の生態学的システム理論のこと。

 

●これまでの乳児像から「新しい乳児像」に世の中の概念を変える必要があること。  etc…

 

 

「乳児像」と表現すると硬いですが

「歩き始める前の爍虻个寮屬舛磴鵝鼻廚里海箸任垢諭

 

 

0歳の赤ちゃんは、狢膺佑ら働きかけないと何もできない存在”という世の中の認識が

もしかしたらまだあるかもしれませんが、そんなことはないんですよ!という大事なことを

エピソードや映像で分かりやすく伝えてくださいました。

 

 

赤ちゃんも、

●主体性を持つ存在

●記憶して身体を駆使して解決を図る存在

●表現に感応する存在

●相手を読み取ろう、推しはかろうとする存在

●相手に働きかける存在

●相手に同調する存在

 

 

表現に感応している、ひとつの例として取り上げられた赤ちゃんの動画です↓

 

 

…めちゃくちゃ可愛い!

(パソコンじゃ再生できませんね、スマホは見れます!)

 

 

専門家の賛否両論はあるようですが、お母さんが歌い始めた瞬間から感極まった表情になったのを見ると

やっぱり歌声に感動して泣いているんじゃないのかなと私も感じます。

 

 

余談ですが、アメリカのテレビ局が企画して、赤ちゃんが涙するところを生放送で全米に流すために

スタジオでお母さんにおんなじ歌を歌ってもらったそうです。

 

すると、赤ちゃんはスタジオでどんな行動をしたと思いますか?

 

…目線をそらして、指しゃぶりをはじめてしまったということでした。

 

 

生放送のできごとからも感じるように、

「こどもの感動体験」にはいろんな要素が必要になってくるのかもしれません。

 

それは、

普段過ごす安心できる家(場所)だったり、

こどもの情緒が落ち着く香りだったり。

 

そして、

 

物事やできごとを『誰とどのように観て体験するのか』というのは一番大切な要素だと感じました。

 

こどもが世界を知っていくとき、身近な大人の在り方がその後に大きく影響していくと思うと

ついつい肩肘はって、正しい立派な姿を見せなきゃ!と思ってしまいますが

きっとそれだと、こどももシンドイ。

 

先生という立場ですが、私自身のいいところも悪いところも包み隠さず、

好きなものはすごく好き!嫌いなものはちょっと嫌だ…と

人間らしくありのままで生徒さんと関わっていきたいなと思ったのでした。

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